郷土出身の力士
郷土力士
土佐ノ海関(現・立川親方)
土佐ノ海関は、昭和47年2月16日、安芸市に生まれました。相撲を始めたのは安芸第一小学校5年生の時。安芸少年相撲クラブに入ってからです。
安芸中学に入ると、県中学選手権大会1年の部で優勝、県中学校総体3年の部で優勝し、高知高校に上がってからは、平成元年の全国高校新人選手権大会で全国優勝するなど、才能をいっきに開花させます。
同志社大では、西日本学生選手権大会三連覇など、4年間で15のタイトルを獲得しました。
平成6年に伊勢ノ海部屋に入門後、春場所幕下最下位(60枚目)格付け出しでデビュー。十両を優勝2回の4場所で通過、通算8場所のスピード出世で平成7年名古屋場所で新入幕を果たしました。
平成22年11月場所引退、最高位は東関脇。
栃煌山関
土佐ノ海と同じく安芸市出身の力士。中学校3年生の時には、中学生横綱に輝きます。
明徳義塾高進学後、高校卒業を待たず2005年1月場所には初土俵を踏みました。その後、驚異的なペースで出世を続け、2006年7月場所には東幕下筆頭で6勝1敗とし十両昇進。 初土俵から所要10場所での十両昇進は貴花田や朝青龍、などと並ぶ史上9位タイのスピード出世で、初土俵から負け越しなしという好成績を収めました。また、十両昇進と同時に四股名を本名の影山から栃煌山に改めました。
令和2年3月場所引退、最高位は東関脇。